第4回目
自己を超えた視点
解説:意識の移動による知覚の拡大
Conscious movement トレーニング動画
解説 思考と肉体の拘束からの解放
今回の意識の移動による知覚の拡大解説とトレーニングについて、動画でお話していますが、テキストでも補足解説。
私達の問題がほとんどが・・・・
・自分の思考(それに伴う感情)
・自分の肉体に関するものです。
古今東西の瞑想やワークは、いかにこれに対処するかというものが大半。
解説動画では・・・・
・ヴィパサナー瞑想
・マントラ瞑想
・肉体へフォーカスする方法などについて、軽くふれました。
詳しく解説や実習をすると、一つだけで何年もかかってしまうテーマなので、軽くふれるにとどめましたが、共通する事として・・・・
・自分の思考(それに伴う感情)
・自分の肉体からの拘束から、いかに脱するか?
という仕組みが見受けられます。
it のワークは、これらを・・・
「it にフォーカス」
する事によって行う仕組みです。
「でも、it にフォーカスするってどういう事?」
という疑問もあるでしょう。
it にフォーカスするとは、色々な要素がありますが......
・内容的なもの
・それをいかに行うのか?(方法など)
に分ける事が出来ます。
内容的というのは・・・
「it に何を問いかけるのか?」
「どう向き合うのか?」
という事。
必要以上に厳格であったり、形式ばる必要は無いかもしれません。
なにか儀式をしたり、戒律をガチガチに守ったり。
しかし・・・
「真っ直ぐな気持ちで真剣に」
という事は少なくとも求められます。
これは、こういったワークでなくてもそうだと思います。
やはり、自分の能力的なものは、ある程度生まれもったものに規制されたり、環境的な制限もあったりするでしょう。
しかし、自分の姿勢というか、向き合い方は自分で決められます。
その、純粋なものがitに向き合う時に求められます。
次に、どうやって行うかの方法論的なものですが、
今回は・・・「意識の移動」というメソッドで行います。
Conscious movement
この方法のメリットとしては・・・
「いつでも、どこでも実習出来る」
「文化的なマーヤがほぼ無く、シンプルである」
という利点があげられます。
ただ、ワークではかなり深い領域も含んでいますので・・・
・経験値(ワークもそうですが人生経験含む)
・知的理解力
・素直さなども問われます。
ですから、メソッドは比較的シンプルですが、奥は深いので1回や2回やった程度で習得出来ると思わないでください。
これだけを一生のワークとしてもいいぐらいのものです。
その代わり、ある程度でもマスター出来ると・・・
「人生の幸福や不幸に惑わされなくなる」
という状態になります。
「不幸はいいですが、幸福もですか?」
という質問もあるかと思います。
答えとしてはハイです。
私たちは幸福に対しても・・・
「これをずっと続けたい」
「終わってしまうのは嫌だ」
という思いがあります。
これは人間として自然な事です。
しかし、必要以上にそれに執着してしまうと、幸福である事。
幸福であった事が心の傷となってしまう事があります。
しかし・・・
「人生の幸福や不幸に惑わされなくなる」
状態。
完璧でなくてもいいですが、部分的にでも、この状態になると・・・・
・幸福は今まで以上に幸福で愛しい瞬間に
・不幸にも強い耐性が出来るという状態になります。
このように・・・
・自分の思考(それに伴う感情)
・自分の肉体への執着や拘束
から、部分的にでも自由になる事が出来るようになってきます。
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