第35回 暴走するプラーナ
詳しくは音声で解説していますが、補足としてテキストでも解説します。
今回の内容も非常に重要になってきます。
熱心に瞑想や行やワークを実践すると、やればやっただけの効果は出てきます。
今回のケース、つまりプラーナエネルギーがアップしてくると、最初の段階では体調がアップしてきます。
・前より疲れにくくなったり
・気力がみなぎってきたり
・睡眠時間が短くなったり
なってきます。
また、気分も良くなってきます。
エネルギーがあるので、大抵の事は気にならない。
何をやっていても、また、何もしていなくても楽しい状態になったりします。
また、よくあるのが若い頃にやっていた習慣が復活したりします。
・音楽を再び聞いたり、鼻歌を歌ったりするようになる
・以前、没頭していた趣味に再び走りたくなる
・運動をしたくなる
・バイクや車に乗りたくなる
・禁煙していたが、またタバコを吸いたくなる
・酒を飲みたくなる
・ディープな異性コミュニケーションをしたくなる
などなど。
これはエネルギーが余ってきたので、何らかの形で発散したくなる為です。
また、人によっては運気のようなものもアップしてきます。
少し例をあげると・・・
・何かと良いシンクロが起きるようになってきた
・会社で重要な仕事を任される
・フリーの人は仕事の依頼が増える
・売上がアップするような発想が浮かぶ
・色々なオファーを受けるようになる
・願望実現能力のようなものも出てくる場合がある
などなど。
しかし、ここで落とし穴が’あります。
単純にエネルギーの量がアップするので、質が伴わないとやらかしてしまうのです。
例えば音声でも話ていますが・・・
・ちょとしたことでイラッとしたり
・自己主張が強くなったり
・プライドがより高くなったり
・人の気持ちがわからなくなったり
というような、エネルギーが供給される事によって、自分が本来持っている欠点みたいなも活性化していきます。
ですから、せっかくエネルギーを高めても無駄に使うだけならともかく、かえってマイナスに働いてしまうようなことさえあります。
対策としていくつかありますが、大事なポイントをいくつかあげておきます。
まず第一に、気づきが大事です。
自分の状態にリアルタイムで気づいている。
気づいてさえいれば、たとえエネルギーが暴走しそうになってもクールダウン出来ます。
つまり、問題となる思考や感情の反応パターンの修正を日常生活をトレーニングの場としながら出来るわけです。
瞑想中やリトリート中に、どんなに静かな心を保てても、静かなコントロールされた環境でしか役に立たないのなら、ほとんど意味がありません。
それは瞑想の効果が出たのではなく、一時的に刺激から遠ざかったので、問題に気づけなかっただけ。
普段の日常生活の人間関係やトラブルで刺激される環境でこそ、本当の心の改造が出来るわけです。
そういった理由で、エネルギーがアップする事自体は良い事ですし、それによって欠点や修正されるべき点が明確になるというのも自然なプロセスではあります。
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